SPORTS BRACES & LIFTING BELTS

「膝や足首にサポーターをつけて運動していい?」「サポーターを長く使うと筋力が落ちる?」「パワーベルトに頼ると腹圧を入れられなくなる?」と迷っていませんか?

サポーター・装具は、関節の保護・動きの制限・圧迫・安定感の補助などを目的に使われますが、種類やケガによって役割が違います。サポーターだけでケガが治るわけではなく、診断・治療・リハビリの代わりにもなりません。

この記事の執筆・監修
執筆:パーソナルジムBREEZE 高槻店
トレーニング・身体ケア監修:BREEZE高槻店 専門監修チーム
FIRST ANSWER

運動時のサポーターの役割|「固定する」だけではない

サポーター・ブレース・スプリントには、関節や軟部組織を保護する、動きを制限する、圧迫する、外力から守る、動作時の安心感を補うなど複数の役割があります。

柔らかいスリーブと、強く可動域を制限する固定装具では目的が違います。

TYPES

サポーターの種類|圧迫タイプ・機能的ブレース・固定装具を分ける

柔らかいスリーブ・圧迫タイプ膝・肘などを包み、圧迫感や保温、装着感による安心感を得る目的で使われます。
機能的ブレース足首などで特定方向の動きを制限しつつ、歩行・スポーツ動作をある程度可能にするタイプがあります。
固定用スプリント・装具急性外傷・術後などで可動域を強く制限する目的に使われます。使用期間は医療専門職の指示に従います。
DO THEY HEAL?

サポーターをつければケガは治る?|治療そのものではない

サポーターは保護・圧迫・安定性の補助に使われますが、装着するだけで靭帯・筋肉・腱などの損傷が治るわけではありません。

適切な治療には、けがの種類・重症度に応じて、医療評価、必要な保護、段階的な運動療法・リハビリなどが必要です。

痛みをサポーターで隠して無理に運動を続けない。
腫れ、強い痛み、内出血、歩けない、関節が不安定、しびれなどがある場合は整形外科等で評価を受けてください。
ANKLE

足首サポーターは再発予防に役立つ場合がある

システマティックレビューでは、過去に足首捻挫を経験したスポーツ選手で、ブレースやテーピングが再発リスクを下げる可能性が示されています。

一方、捻挫歴がない人へ「予防のため全員が足首サポーターをつけるべき」と言えるほど証拠が一貫しているわけではありません。

KNEE

膝サポーターは目的によって効果が違う

膝サポーターには、変形性膝関節症、膝蓋大腿部痛、術後など目的の異なる製品があります。

一部の変形性膝関節症用ブレースでは痛み・機能に改善が報告されていますが、研究結果にはばらつきがあります。術後の機能的ブレースも、すべての人でリハビリ単独より明確に優れるとは言えません。

LONG-TERM USE

長く使うと筋力が低下する?|すべてのサポーターに当てはめない

強く関節を固定する装具を不必要に長期間使えば、関節のこわばりや筋力低下につながる可能性はあります。

一方、スポーツ中だけ使う柔らかいサポーターや機能的ブレースまで、使用すれば必ず筋力が落ちると一般化することはできません。

必要な期間・場面で使い、サポーターをリハビリ・筋力トレーニングの代わりにしないことが大切です。

FIT & SAFETY

サポーターは「きついほど効く」わけではない

  • しびれ・感覚低下
  • 指先・足先の色の変化
  • 強い冷感
  • 皮膚の擦れ
  • 装具のずれによる圧迫

がある場合は使用を中止・調整し、必要なら医療専門職・専門店へ相談してください。

WEIGHTLIFTING BELT

パワーベルトの役割|腹腔内圧を高めやすくする

スクワット・デッドリフトなどで使うパワーベルトは、膝・足首サポーターとは目的が違います。

研究では、重量挙げ用ベルトの使用によって、デッドリフト等で腹腔内圧が増加する例が報告されています。

ベルトは、腹部をベルトへ押し返すようにブレーシングする外的なフィードバックとして使われることがあります。

CORE WEAKNESS?

ベルトに頼ると腹圧を自分で入れられなくなる?|根拠は十分ではない

ベルトを使うこと自体が長期的に体幹筋を弱くする、腹圧を作れなくするという明確な証拠は十分ではありません。

むしろベルト使用時に腹腔内圧が増えることは研究されています。

ただしベルトを使えばフォームが悪くても安全、という意味ではありません。
呼吸・ブレーシング・スクワットやデッドリフトのフォームを覚えることが先です。
INJURY PREVENTION

パワーベルトをすれば腰のケガを防げる?|保証はできない

ベルトが腹腔内圧や体幹の剛性に影響することは研究されていますが、装着すれば腰のケガを確実に予防できるとまでは言えません。

ケガ予防では、負荷設定、フォーム、疲労管理、段階的なトレーニング経験なども重要です。

HOW TO USE

サポーター・ベルトを使うときの4ポイント

01 / PURPOSE

目的を決める

痛み・術後・再発予防・高重量トレーニングなど、何を補助したいのか確認します。

02 / CORRECT TYPE

目的に合う種類を選ぶ

膝用・足首用・固定用・パワーベルトは同じ役割ではありません。

03 / FIT

サイズ・締め付けを確認する

強く締めれば良いわけではありません。しびれ・皮膚トラブルが出ない状態にします。

04 / TRAINING

必要な筋力・動作練習も続ける

サポーターだけに頼らず、医療上許可された範囲で筋力・バランス・フォームを段階的に戻します。

WHEN TO SEE A DOCTOR

サポーターで運動を続けず受診したい症状

  • けが直後の強い痛み・腫れ・内出血
  • 体重をかけられない
  • 関節が崩れるような不安定感
  • しびれ・筋力低下
  • 痛みが長期間続く

場合は、装具を買い足す前に整形外科などで評価を受けましょう。

肉離れの症状・応急処置・運動再開も参考にしてください。

BREEZE TAKATSUKI

高槻でケガ後・運動再開のトレーニングに不安がある女性へ

BREEZE高槻店は、JR高槻駅・阪急高槻市駅から徒歩3分の女性専用・完全予約制パーソナルジムです。

30分マンツーマン通い放題は月額32,780円〜。60分・90分にも対応しています。

医療機関で運動再開が可能と判断された後、医療上の指示を確認しながら一般的なトレーニング範囲で負荷を調整します。

料金・メニューページを見る

EXPERT TEAM

国家資格者の身体ケア監修体制|装具と運動の役割を分ける

BREEZE高槻店では、スポーツ・トレーニング分野の専門教育を受けた資格保有者が指導し、柔道整復師・はり師・きゅう師などの国家資格者が身体ケアを監修しています。

けがの診断・治療・装具処方は医療機関へ。BREEZEでは一般的な運動指導との役割を分けます。

トレーナー・監修体制を見る

FAQ

運動時のサポーターについてよくある質問

サポーターをつければケガは治りますか?
いいえ。保護・圧迫・安定性の補助に使われますが、装着するだけで損傷が治るわけではありません。
長く使うと筋力が落ちますか?
強く固定する装具を不必要に長期間使えば筋力低下・関節のこわばりにつながる場合がありますが、すべての柔らかいサポーターに一律に当てはまる話ではありません。
足首サポーターは捻挫予防になりますか?
過去に足首捻挫を経験したスポーツ選手では、ブレース・テーピングが再発予防に役立つ研究があります。
筋トレのパワーベルトは何のためですか?
高重量のスクワット・デッドリフトなどで、腹部をベルトへ押し返すブレーシングを行いやすくし、腹腔内圧・体幹の剛性を高める目的で使われることがあります。
パワーベルトを使うと体幹が弱くなりますか?
ベルトを使うこと自体で長期的に体幹が弱くなるという明確な証拠は十分ではありません。ただしフォーム・呼吸・ブレーシングを覚えずベルトだけに頼るべきではありません。
参考情報
American Family Physician「Braces and Splints for Common Musculoskeletal Conditions」
Dizon JM, Reyes JJ. External ankle supports and ankle sprain prevention. 2010.
Blazek D, et al. Intra-abdominal and intrathoracic pressures during resistance exercise. 2019.

※本記事は一般的な運動・装具情報です。サポーター・装具の必要性と使用期間は、けが・疾患・手術内容等によって異なります。

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